コロナウイルス感染症 家賃支援給付金

家賃支援給付金で注意すべき点

 

先日、家賃支援給付金を申請していた当社のクライアントの社長から以下の質問を受けました。

質問:家賃支援給付金のサイトで金額を計算した結果、2円足りない。

今回は、この家賃支援給付金に質問ついて、皆様にも情報共有したいと思います。

目次

質問事項の詳細について

クライアント社長のオフィスの支払賃料は月額110,000円でした。

クライアント社長の計算では、給付金は440,000円のはずだと言っています。
その根拠は次のとおりです。
月額110,000円 × 6倍 × 2/3 = 440,000円

ところが家賃支援給付金のサイトでは、439,998円と計算されるのです。

①クライアントの支払賃料(月額)  110,000円
②クライアントの社長の計算     440,000円 (月額110,000円×6倍×2/3)
③家賃支援給付金サイトでの計算結果 439,998円
④上記の②と③の差額           2円

この④を見て、クライアントの社長は、私に連絡してきたのです。

家賃支援給付金で注意すべき点

実は、これ、クライアントの社長の計算が間違っています。

正しい家賃支援給付金の計算方法は、1ヶ月の支払賃料 × 2/3 × 6倍なのです。

つまり、クライアントの社長の場合、以下の通りとなります。
1ヶ月の支払賃料110,000円 × 2/3 = 73,333円・・・・A(円未満は端数処理される。)
A × 6倍 = 439,998円

この結果、支払賃料(月額)は110,000円と千円単位の端数金額がないにもかかわらず、家賃支援給付金は、円単位の端数金額が発生するのです。
皆さまも家賃支援給付金の計算方法についてはご注意ください。

この家賃支援給付金の計算方法は、少し理解し難いかもしれませんね。

以上

家賃支援給付金の給付額の算定方法については、こちらを参考にしてください。

https://yachin-shien.go.jp/overview/benefits/index.html#Corporation

 

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